体に良い食べ物を私達は常に求めています。
疲れが取れる食べ物、風邪に良い食べ物、糖尿病に良い食べ物、ダイエットに良い食べ物・・・
そして、ドリンク剤のような「即効性」を求めます。
だから、TV番組で紹介された健康食品が翌日売り切れる・・・なんてことがおこるのでしょう。
食べ物と健康ということを考えた場合、確かに食品の中の栄養素は体にいろんな影響を与えます。
カルシウムは骨を強くするし、ポリフェノールは抗酸化作用があって体調を良くします。
しかし食べ物と血液との相性・・・そんな話は今まで聞いたことはありませんでした。
レクチンという物質の作用を知らずして、本当にひとりひとりに合った健康な食生活を実行することは無理でしょう。
ですが、これは私の考えですが、この血液型健康法も完璧ではありません。東洋医学の考えである体と食べものの「陰陽」を組み合わせる必要があると思うのです。
たとえばA型の人は豆腐が体に合うのですが、いくら体に合うといっても「冷え性」のA型の人が豆腐を「冷やっこ」で食べ続ければ、体が余計に冷えて調子が悪くなるでしょう。
陰性体質の人はできるだけ体を温める陽性の食品をとり、陰性の食材は火を通して食べるようにする必要があります。
また、血液型健康法はおおざっぱに血液型別の4つのタイプに体質を分けるだけですが、インテグラシーという方法では、人の気質にしたがって8つのタイプに分類しています。
野菜が毒になる人、ならない人―あなたの体内性格という書籍を参考にされると、自分がどのタイプなのかを把握することができます。
この分類法はダダモ博士の血液型健康ダイエットと共通する部分がたくさんあります。両方読むとなかなか興味深いです。
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