まず私たちは、この血液型別健康法で重要なレクチンというものの作用を知らなければなりません。
血液には抗体があります。
抗体というのは免疫細胞が作る化学物質で、体内に入ってくる決まった抗原を攻撃するようになっています。
抗体が抗原を攻撃すると、凝集反応がおこります。つまり粘着性をもってくっつきあい、固まるのです。
バクテリアなどの異物は互いにくっつきあった方が、体外に容易に除去できるため、この方が都合がよいのです。
ところが、この凝集反応は食品に対しても起こります。
レクチンという食物に多く含まれているたんぱく質が、その原因です。
レクチンとは食品に多く含まれているたんぱく質で、種類はいろいろあります。
なぜレクチンが重要なのかと言うと、レクチンは凝集作用を持ち、血液に影響を与えるからです。
たとえばあなたが食べたある食品のレクチンが血液型に合わなかった場合、そのレクチンは体の器官(胃や腎臓、肝臓、脳など)に吸着して、周りの血液を凝集し始めます。
ソバを食べたとします。ソバ自体は消化され栄養分は吸収されていきます。しかしソバのレクチンは、もしその人の体に合わない場合は消化されずに胃壁か小腸の壁に吸着するか、もしくは栄養分といっしょに血管に吸収され、どこかの臓器に吸着していくことになるのです。
それがもとで肝硬変や過敏性大腸炎など、いろんな病気が引きおこされていく原因になります。
血液型によって反応するレクチンは違います。
どの食べ物を避ければ良いのかということを知っておくのは重要なことです。
では、具体的な食事法を見ていきましょう
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